一般に言う防錆処理のことです。当社では、無電解ニッケルメッキを採用しています。鋸刃表面に特殊な金属を薄くコーティング処理して、サビから鋸をまもっています。 鋸刃は、サビると切れ味が悪くなったり、目折れの原因となります。サビにより切断材料を汚す心配がありません。また、木ヤニが付着しにくくなっています。万一、木ヤニが付着しても、 水洗いが可能なのできれいに洗い落とせ、手入れが簡単です。沿岸部での使用及び、店頭陳列時に於いて効力を発揮します。カーブ鋸は硬質クロムを施しています。
沿岸部での、サビの発生が多い事はご存知でしょうが、それ以外にも近年増加している輸入材には、塩分を多く含んでいる物がたくさんあります。 それらを切断することにより、塩分が付着してサビの要因となっています。そのサビを防止するのが特殊表面処理です。
全ての製品には品名・板厚・刃長・替刃品番が明記されている為、パッケージを紛失してもマークを確認するだけで使用している商品が確認できます。 マーキングにはレーザー照射によるレーザーマーキングを使用し、マークが消えないように配慮しています。
超高周波(27.12MHz)を用い、衝撃エネルギーで鋸刃の表面のみを、0.003~0.005秒で焼入れ温度まで加熱して硬化層を得る熱処理方法です。 表面硬度は、Hv900~1200に仕上がります。 (硬さ比較:目立てヤスリ=Hv800~850)
一刃に対して複数回の焼入を行ったり、複数の刃をまとめて焼入を行うと焼ムラが発生して、刃の中心部まで硬化してしまいます。 中心部まで焼入すると、硬い層と柔らかい層との間に割れが発生し、刃こぼれの原因になります。
1.当社では、耐久性のある刃に仕上げるため、自社で開発した衝撃焼入機を使用しています。
2.焼入れの基本である「一刃につき一回の焼き入れ」を忠実に守り、一刃一刃確実に焼入れをしています。
3.鋸材の柔軟性を生かすため、表面のみ焼入れを施しています。
これらにより、刃の表面部は非常に硬く、中心部は鋸材柔軟性を保つ事によって、耐摩耗性に優れ、粘りのある刃に仕上がります。これが永切れする刃の秘訣です。
グリップ全体にエラストマ樹脂を採用。 どこを握っても滑らないグリップ。 青海波紋を採用し飽きの来ないデザイン。
青海波模様は広い海がもたらす恩恵を感じさせる日本の伝統柄で、無限に広がる波の模様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い模様です。
グリップ性と軽量化を徹底的に追及した形状とそのソフトな感触は、ハードな作業時でも手の疲れを最小限に押さえるとともに、手袋をした時や、汗に対しての滑り止め効果も格段に向上しました。
TPEとは、「Thermoplastic Elastomers」の略で「熱可塑性エラストマー」の事です。
エラストマーはゴムのような軟質の樹脂の事で、熱可塑性とは加熱すると柔らかくなり形が作れて、冷える事で固まる性質です。
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